2018年度発進

なんと1年ぶりの更新です(汗)

 

この間、昨年8月1日に滝沢市牧野林に児童発達支援と放課後等デイサービスの多機能型事業所【こどものデイサービスなないろ】がオープンしました。

 

来月5月1日には、八幡平市大更に【放課後等デイサービスきらきら星2号館】がオープンします。

 

これで、私たちNPO法人ワーカーズコープが運営する事業所は、滝沢市3か所、八幡平市2か所になります。

 

この他にも、盛岡市永井に重症心身障害児のみの放課後等デイサービス、遠野市には、今年度中に2か所の放課後等デイサービスの準備を進めています。

 

盛岡市内には、ここ数年ですごい勢いで放課後等デイサービスが増えましたが、それ以外の地域はまだまだ足りない、あるいは無いという状況です。

 

私たちが事業所を作ってきた地域は、それまで障がい児が利用できる居場所が無かった地域です。

 

障害児が安心して過ごせる居場所を作ることはもちろんですが、それまでに無かったしくみ作りも行ってきました。

 

特別支援学校から遠い地域は、学校へ通うこと自体が保護者の大きな負担となっています。

 

そのため、開所当初から朝送迎を行ってきました。

 

様々な法令の関係で、朝送迎の対価を徴収することが出来なかったので、制度が使えるようになるまでの2年間は無償で行い、この4月からやっと福祉有償運送での朝送迎が始まりました。

 

保護者さんの負担額が少なくないので、今後は負担額が減るように自治体や県への働きかけを行っていく予定です。

 

私たちは事業所を立ち上げるだけではなく、その後もどうしたらもっと暮らしやすくなるのかを追求し、使える制度やしくみが無ければ自分たちで作ってしまおうという意気込みで展開しています。

 

遠野に放課後等デイサービスを立ち上げることになったきっかけは、岩手日報に【こどものデイサービスなないろ】の開所の記事が載り、それを目にした保護者さん達が「どうしたら放課後等デイサービスを作れるのか教えてほしい」と尋ねてきたことからでした。

 

今現在は、まずは宮守に1か所、その後市街地に1か所の予定で保護者さん達と共に準備が進んでいます。

 

保護者さん達は、まさか自分たちの手で立ち上げ、自分たちが働くことが出来るなんてと驚きながらも、とても楽しそうです。

 

まずは放課後等デイサービスを立ち上げますが、遠野では今後も就労系の事業所の立ち上げも視野に入れた取り組みを行っていく予定です。

 

2018年、今年もどんな出会いが待っているか楽しみです♪